医療脱毛をする前に知っておきたいメリット・デメリットを解説!

この記事を読むと分かること
  • そもそも医療脱毛ってなに?
  • メリット・デメリットを知った上で脱毛したい…

といった方に向けて、本記事では医療脱毛をする前に知っておきたい基礎知識を解説していきます。

医療脱毛の特徴

レーザー照射によって永久脱毛を目指す

高出力の医療レーザー脱毛器を使用して行い、永久脱毛をする方法です。

レーザーを用いて毛根にダメージを与え、毛根を破壊することで永久脱毛を実現する方法です。

専門家によって行われるため皮膚へのダメージを最小限に抑えられます。しかし肌質や毛の色によっては、一時的な赤みや軽度の痛みが起こる場合があります。

また一回の施術では永久脱毛まではいきません。毛周期に合わせて複数回の照射を行うことで、毛根の成長を効果的に抑制します。

レーザー照射は医療行為であるため、医療機関でしか行うことができません

医療従事者が行う

医療脱毛が選ばれる理由には、医療従事者が行っていることにもあります。

施術後の経過のモニタリングや肌の状態に関して、専門家のサポートを受けることができるからです。

また「永久脱毛」は医療従事者が行う医療脱毛でなければいけません。このため以下のような医療法が適用されます。

第1 脱毛行為等に対する医師法の適用

以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反すること。

(1) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為

(2) 針先に色素を付けながら、皮膚の表面に墨等の色素を入れる行為

(3) 酸等の化学薬品を皮膚に塗布して、しわ、しみ等に対して表皮剥離を行う行為

第2 違反行為に対する指導等

違反行為に関する情報に接した際には、実態を調査した上、行為の速やかな停止を勧告するなど必要な指導を行うほか、指導を行っても改善がみられないなど、悪質な場合においては、刑事訴訟法第239条の規定に基づく告発を念頭に置きつつ、警察と適切な連携を図られたいこと。

引用:厚生労働省より
医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて

自由診療のため保険適用外

医療脱毛は自由診療扱いのため、保険適用外になります。

このため費用は全額自己負担となります。医療脱毛を受ける際には保険証などは不要です。

医療脱毛は美容目的で行われる処置であり、病気やケガの治療に関わるものではありません。

したがって保険会社は美容目的の処置に対しては保険適用を認められないということです。

医療脱毛のメリット

脱毛効果が高い

レーザーを用いて毛根を破壊するため、個人差はあるものの永久脱毛を目指すことができます

専門の医師やスタッフが施術を行うため、安全性が高く、効果が持続することに期待できます。

専門家のサポート有り

施術範囲や毛質に合わせて適切な処置が行われるため、個々のニーズに合わせた脱毛が可能です。

例えば顔やデリケートゾーンなどを任せる際には、資格を持った専門家が対応してくれることで、安心感を得ることができます。

万が一、肌のトラブルがあった場合には、適切な処置や治療を行うための体制が整っています

施術の回数が少ない

5~8回程度の施術で終わります。

平均2~3ヶ月の間隔をあけて行い、1年~1年半ほどで終了します。時間がない方にも比較的通いやすいです。

医療脱毛のデメリット

痛みがある

レーザー照射による医療脱毛は、痛みを伴う場合があります。

照射エリアや個人の感じ方によって異なりますが、一般的には輪ゴムで軽く弾かれたくらいと言われています。

痛みが気になる方は施術を受ける前に相談してみましょう

一度の費用が高額になりがち

費用面に関しても一度に支払う金額が高額であるため、気軽に受けられないという点があります。

医療脱毛は専門のスタッフによって行われ、医療機器などを使用するためです。

安全かつ効果的な施術を行うために高度な設備や環境が整っていることが必要になります。

まとめ

この記事では医療脱毛についてと、メリット・デメリットを解説しました。

医療脱毛にはリスクが存在し、効果や永久脱毛の保証はありません。個々の状況やリスクを十分に理解し、施術を受けるかどうかを慎重に考えましょう。